85インチテレビシアターとBGMシステム|大阪府大阪市T様邸③
- ミヤビデザインズ
- 2016年1月6日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年6月17日
大阪市西区の高層マンションでのインストール案件。先日、紹介しましたBGMシステムの他にリビングにはTVシアターをインストールしています。ソニーの85インチ4Kテレビをメインディスプレイに音響は(センタースピーカー、サブウーファーを除いた、)ドルーアトモス4.0.2chとなっております。シアターのシステムとインテリアとのバランスを検討してこちらのシステムとなりました。杓子定規的にシステムを当てはめるだけではなく、プライオリティを決めながらシステムを再構築するのがインストーラーの仕事だと思います。

メインスピーカーは英国王室御用達ブランド、LINNのAKUBARIK-P(アキュバリック)を選定。映画の視聴よりもミュージックビデオなどを楽しまれる事が多いオーナー様。音質とデザインを兼ねたこのスピーカーをオススメさせて頂きました。定位が安定するのでセンタースピーカーが無くても、レンジが広く低域も十分に出るのでウーファーが無くても、十分にシステムが成立します。ウォールナットの色あいもお洒落ですよね。

サラウンドスピーカーとアトモススピーカー(トップフロント)はスピーカークラフトのProfile AccuFit CRS7 Threeを選択。折り上げ天井部への設置となり、天井フトコロが100mm以下で通常の天井埋め込みスピーカーが設置出来ない場合、スピーカークラフトのアキュフィット・シリーズが活躍します。音質は言わずもがなトップクラスで、見た目もフランジレンス(枠が無い)タイプなので設置の見ためはよりスッキリします。「天井埋め込みスピーカーは見た目どれも同じでしょ?」って思っている方はじっくり写真を見てみて下さい。

AVアンプはインテグラ DTR-60.6。不必要な機能を捨て、音質を研ぎ澄ましたアンプです。安心して下さい、必要なドルビーアトモス、ブルートゥースは対応しています。それにしても最近のAVアンプは音質が良くなったてのもありますが、使う上で便利になりましたよね。TVとの配線もHDMI1本だけで、TVの音声をアンプに送り、電源のオン/オフも連動するし、アンプのボリューム操作もTVのリモコンで出来ちゃうんですから、、、、。昔々、沢山のケーブルで映像と音声を行ったり来たりしていた時代が懐かしいですね。
ブルーレイレコーダーはソニーBDZ-ET2200。録画した番組を外出先からでも視聴できる優れ物です。

LINNのメインスピーカーAKUBARIK-P(アキュバリック)は別途パワーアンプを接続して駆動しています。 AVアンプの音質では満足出来ない方、音楽視聴の割合が高い方にオススメのシステムです。使用しているパワーアンプはONKYO M-5000R。世の中にド級のパワーアンプは数あれど、これほどまでにコストパフォーマンスの良い製品は他に無いと思います。また、アナログメーターが良い味だしています。

新築マンションでのインストールの場合、事前にシアターやBGM用の仕込みが計画的に出来るかどうかが一つポイントになります。不可であればその対応方法もあります。既存のマンションの場合も同様です。
早い目にご相談を頂ければ最善の方法を検討出来ると思います。
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