ホームシアターリノベ&調音工事|兵庫県明石市M様邸①
- ミヤビデザインズ
- 2015年10月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年3月8日
明石市の案件です。ビルの二階、テナントが出られた後のスペースにホームシアターを導入して楽しみたいとの事。広さは5.2m×3.5m、天井高2.5mとスペースも十分。折角なら内装もやり替えて、映像も音もとことん味わえるホームシアター専用ルームを造りましょうと。映像をより美しく鮮明に楽しむには、遮光はもちろん、迷光対策を万全にする事、音響も迫力があり明瞭なサウンドを得るには適切な調音がポイントとなります。もちろん、ご予算もあるので、予算内で<内装工事>と<シアターシステム>のバランスを取ってプランニング。何度かの下見と打合せを重ねて、内装、シアターのシステムを検討してきました。

天井はジプトン系のオフィス天井、壁はビニールクロス貼り、それも真っ白。 天井は塗装をし、壁紙はダークな色に貼り替える事にしました。ダークな色にする事でプロジェクターの光が反射してお部屋が明るくなるのを軽減します。また、リビングや他のお部屋とは違う雰囲気にする事でより特別な空間になります。吸音効果もある床のタイルカーペットはそのまま使う事にしました。それにしてもこの状態でかなり長めの残響タイム。リバーブの質は悪くは無さそうですが、フラッターエコーも盛大でこのままではもったいない・・・。さて、これをどう抑えるかが音響のポイントになりそうです。いくら良いスピーカーやアンプを揃えてもお部屋の反射が邪魔をすると良い音では聴こえません。よく勘違いされる方も居られますが、最近話題のアンプなどに入っている音響調整機能を使っても残響音を減らしたり、短くしたりは出来ないんですよね。とにかくお部屋の調音が最終的な音響に影響するのは間違いないのです。

工事期間は内装で約1週間、シアター施工で3日ほど。さて、このお部屋がどう変身するのか、、
ホームシアターリノベ スタートです。
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